音楽で表現するDNA-癌遺伝子pp60v-src



DNA情報(塩基配列)を音符へと変換する方法-説明
当ホームページの表紙で(CONVERSION)として記されているのは、DNA
4種 の塩基と音符(音階,音長)への変換方法です。 A=o5aの意味として
Aはアデニン o5aは、コンピューター上の演奏コマンド(1987年/BASIC言
語) で、o5は5オクターブ。 aは「ラ」の音階を表しています。
音階表示は、c=「ド」, d=「レ」, e=「ミ」, f=「ファ」, g=「ソ」, a=「ラ」, b=「シ」と
なり、アデニンは「ラ」, チミンは「ミ」, グアニンは「ソ」, シトシンは「ド」に対
応します。 さらに、学術的な手法-(個々の塩基に音階のみを割り当てる)
に加えて、音にバリエーションをもたせるため、塩基の配列状態により音
の長さも変化-(連なる塩基配列に通電した際の電気抵抗をイメージ)す
るように、下記の規約を設けました。
塩基1つの音の長さは8分音符で表し、 同じ塩基が2つ続くと、4分音符。
3つ続くと、4分音符-付点。 さらに4つ続くと、2分音符へと変化します。

※ 余談ですが、DNA SOUNDは、コンピューターに内蔵されている音源をプログラムにより制御
しています。故、音を正確に分析する機械があれば、演奏よりDNA情報を引き出すことが
可能かもしれません。
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