DNA情報(塩基配列)を音符へと変換する方法-説明
当ホームページの表紙で(CONVERSION)として記されているのは、DNA 4種 の塩基と音符(音階,音長)への変換方法です。 A=o5aの意味として Aはアデニン o5aは、コンピューター上の演奏コマンド(1987年/BASIC言 語) で、o5は5オクターブ。 aは「ラ」の音階を表しています。 音階表示は、c=「ド」, d=「レ」, e=「ミ」, f=「ファ」, g=「ソ」, a=「ラ」, b=「シ」と なり、アデニンは「ラ」, チミンは「ミ」, グアニンは「ソ」, シトシンは「ド」に対 応します。 さらに、学術的な手法-(個々の塩基に音階のみを割り当てる) に加えて、音にバリエーションをもたせるため、塩基の配列状態により音 の長さも変化-(連なる塩基配列に通電した際の電気抵抗をイメージ)す るように、下記の規約を設けました。 塩基1つの音の長さは8分音符で表し、 同じ塩基が2つ続くと、4分音符。 3つ続くと、4分音符-付点。 さらに4つ続くと、2分音符へと変化します。
※ 余談ですが、DNA SOUNDは、コンピューターに内蔵されている音源をプログラムにより制御
しています。故、音を正確に分析する機械があれば、演奏よりDNA情報を引き出すことが 可能かもしれません。
|